「風光る」最終巻

評判は聞いていたのですが、実際に読んだら、
頭のどこでお迎えしたらよいのか???だらけで。

激しい動乱の世にあって、ピュアな恋情による叙情のいろどりこそ、
この作品の命ではなかったのか?
ラストは緑の薫風の中、きらきらとした光に包まれる情景とポエム…
と想像していただけに、衝撃を受けました。

あの歳さんの強引な所業の意味は、総司の遺志とは思えなかった。
決戦を前に酒をふるまう気配り。同志たちからは
まるで赤子が母を慕うようだったと伝えられる歳さんとも思えません。

仮にセイに対して、
理不尽な現実にあがらって武士らしく希望を持って生きよ、
と伝える意図があるなら、
セイがどう思いを受け止め得心したのか、そのプロセスを見たかったです。

勘がいい斉藤さんが「瓜二つ」と言ったのだから、
誠くんは本当に総司の子供だと思う。
そのほうがスッキリします。
たぶん、セイは歳を拒んだと思う。たぶんね、私はそう思いたい。
ラストにふくみを読者に持たせるとは思いませんでしたけどね。

もやもやが残りながらも、
とにかく見届けられてよかった。
そして何より、愛する人に見守られて逝った総司を見られたのは本望でした。
連載は終わっても、あの時代に必死で戦い、堂々と死を受け入れていった沖田総司の背中を
わたしはこれからも追ってゆくと思います。

河津桜が咲いていると聞いて、市内の稲荷社に見に行ってきました。
もやもやしたまま行ったせいか
画像もモヤモヤしている。心も映したのだろうか?
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この記事へのコメント

ねこ江戸
2021年03月06日 16:31
こんにちは。
やっぱりモヤモヤしましたか😅
連載時にはTwitterが炎上したそうです。
そうですよね、やとぱり解せませんよね。
ずっとモヤモヤしてるので、今日は千駄ヶ谷まで行ってきました。
風情は無かったですが、菜の花が綺麗でしたよ。
楽美
2021年03月06日 19:51
ねこ江戸さん>
そりゃ炎上もありますよねぇ。23年も続いたのですから。
武士として生きることに終止符を打って、新しい人生を(女性として)生きよと、総司に代わって歳さんが行った。いやはや大事な節目なのに、な、何!???で終わるなんて。私は斉藤さんがいい感じで関わると思ってたんだけどなぁ。いまだもやもや中~

千駄ヶ谷、行かれたのですね!
少しはモヤモヤが晴れたかな。
菜の花を総司さんはどう思って見てたんでしょう。
今日は暖かくてほっこりする陽気でしたね。