青梅 津雲邸のひな祭り展

青梅出身の津雲國利(1893~1972)の別邸
津雲邸のひな祭り展(~3月28日まで)を観てきました。
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津雲國利は戦前戦後に渡り
民間人で初めて普通選挙で選ばれた衆院議員です。

昭和6年から9年ごろまでに建てられた
おもてなし専用の別邸で、宮大工の手が入った
大変凝った造りです。
多摩にこれほどの近代和風建築が残されているのは驚異です。
国の重要文化財に指定されています。

皇族や大名家の人形が展示されており、
特に雛道具の精緻な造りにはため息の連続。
タンスの中にはちゃんと着物も入っているそうです。
珍しいのは小さなギヤマンの器です。篤姫の輿入れ品の中にも
あったそうです。
かのペリーが日本の職人の技術に驚き、
今に日本はアメリカのライバルになる、と
感想をもらしたことを思い出しました。

津雲國利は政界のみならず文化人との交流も深く、仏像や骨董品の収集にも熱心で、
雛人形の収集品はその一部でしかありません。
片づけるのに一か月かかるので、その間は休館。むべなるかな。

私は昨年、幕末志士の企画展も観たのですが、驚きました!
お馴染みの志士たちのお宝が青梅にあるとは。その多さ!
調査中のものなど、展示しきれないくらいあるとのことで、
「歴女」「幕女」たちを夢中にさせるとか。私もその一人ですが。
近藤勇五郎から譲られた局長の子供時代の木刀、
ガイドさんに奨められて振らせていただきました。感無量でした。
こういう史料まで収集した津雲國利の人力と財力の使い方も
驚きです。

犬養毅の額がさりげなく掛かっていたり、
吉川英治の手紙をひょいと見せてくださったり、
都心の博物館のように頭越しに遠くから眺めるのではなく、
近くからじっくりと観られる貴重な資料館です。
こんなに親しく観れるのは今だけかもしれません。

名所の梅の木が病気にやられ、
なんだか寂れてしまった感の青梅の街ですが、
池波正太郎のお気に入りだったという「寿々喜」は健在。
うな重・竹1400円のランチをいただきました。
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私の席の目の前に奥村公延さんの似顔絵色紙が。
かつて「新選組!」で根岸友山役をされた役者さんです。
根岸家と我が先祖は戦国時代は縁戚関係だったのを最近知りました。
縁はどこで繋がっているかわかりません。

この記事へのコメント

ローズ
2021年03月07日 18:46
こんばんは、
素敵なお雛様ですね、
お内裏様とお雛様の位置が違いますね、京雛なんですね。
お江戸には色んな物が沢山有るんですね、
近くで歴史と触れ合えるって良いですね。d(^_^o)
そして、根岸友山さんとやら?(知らな買った)とご親戚になるなんて、幕末が近く感じますよね。

我が家のお雛様(娘の)、今年は出しませんでした。(^◇^;)反省です。

楽美
2021年03月08日 15:28
ローズさん>
小さな虫籠の中には虫も入っていましたよ。手仕事の精密さは驚くばかりです。

うちのお雛様はもう何年も納戸の中。市松人形を出していたのですが、昨年も今年もコロナ騒ぎで飾る気も起きず、季節感も持てずです。来年は飾ってあげないと、ずっと仕舞いっぱなしになりそうだわ。私も反省~。

うちのご先祖が根岸家に嫁いだそうです。
根岸友山は浪士隊に参加して、近藤・芹沢組と京都に残った人です。もともと討幕派だったようで、近藤さんとはソリが合わず、東帰して新徴組に入ったのちに郷里に帰りました。今はご自宅にミュージアムができています。
北辰一刀流なので、どこかで同流の栄一と顔を合わせたかも。
昨日の大河では慶喜公と円四郎とのやり取りが面白かったです。「へい お待ち」に大爆笑ww~
ローズ
2021年03月09日 14:11
こんにちは、
へい、お待ちーは良かったですね!
あのシーンでは周りが笑いを堪えるのが大変だったようですね。
ご飯てんこ盛りで蓋でぎゅーっと!!笑笑
まぁ、全体的に楽しそうな感じは伝わって来ますよね。

円四郎さんは優れた人物だったようですね、暗殺さえなければ世の中変わってたのかな?
今回の大河では堤さんが私の中では1番かもです。(今のところは)

楽美さんが直ぐに脱隊したとは言え新選組隊士だった方とご親戚なんて!!
ますます幕末に興味が出て来ますね。
今年の大河も楽しみ楽しみです。

私は本番と録画(主人は録画して観てるんです)って2回観てますよ。(^◇^;)
楽美
2021年03月10日 07:47
ローズさん>
そうなんだ!撮影現場でも笑いが!わかるわぁ。
実際に慶喜公が給仕の仕方を教えたんですってね。いい主従関係だわ。ほんと、円四郎がずっとそばにいたらどう活躍したんでしょうねぇ。
農民の働きをかみしめながら500両を用意している栄一のシーンにぐっときてしまいました。

根岸家との縁戚関係があったのはずーっと昔、戦国期のことなんです(^^;哀しい姉妹の物語があるみたいです。江戸期からは繋がりはなくなりました。根岸家では毎4月に「友山まつり」を開催しています。今度根岸さんにお目にかかったらお話してみようと思います。
時空を超えて急にご先祖様の存在が現れて、不思議な気がしてます。
そうそう、私の祖父母は奉公先の渋沢家で出会って結婚したので、子供達にもドラマを見るように通達してますよ。
ローズ
2021年03月10日 11:17
うわっ!祖父母さまもなんて!!
こりゃー今年の大河は観なきゃですね!
番組の中に祖父母さまも登場されるかもね。

歴史秘話や知恵泉などで、栄一の疑問と苦悩とが分かりますね。
ひとつ気になるのは(これ、話題に出ましたかね?ですよね?)子沢山を物語の上でどう演出するのか?ですねー、(^◇^;)
いやー、大河を語りだすと止まらなくなりますわ。
楽美
2021年03月11日 07:50
ローズさん>
昔の艶福家は多くのお妾さんを持っていましたからね。
「妾頭」という役目がいて、トラブルにならないよう仕切っていた、なんて話を読んだことあります。海舟家は妻妾同居生活。奥さんが肝が据わってたけど、わたしゃ考えられませんわ~。
栄一の子沢山は事実ですもんね。しかもハンパない数。脚本家が女性なので、女性目線で描くのかどうか。イメージを損なわないようにさらりと描くのか、どうするかなぁ、そこは。

思い出したけど、水戸の斉昭公も子沢山でした。37人。
大奥の女性からはすごく嫌われていましたっけ。